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聴診器

[2018.08.17]

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医学部の5年生になるとBSL -bed side learning-という臨床実習が始まります。初めて医療の現場に出て本当の患者さんたちと接することになります。その時に、父が聴診器を私にプレゼントしてくれました。膜が二つに別れていて右の膜は右耳に、左の膜は左耳へ聴こえ脳の中で両方の音が交わり一つの音に聴こえるという当時では最先端の優れものでした。 その後、医師になってからもずっと同じものを使っていました。これで数えきれない多くの患者さんの音を聞いてきました。医療現場に初めて出た時の初心を忘れない意味でもすごく役に立ちました。 同じものを20年間使い続けたものはこの聴診器だけだと思います。ところがクリニック開業前の6月に突然切れて使えなくなってしまいました。開業前に切れたのは何か意味があることではと思っています。今は院長室の壁に飾ってあります。初心を忘れず、身が引き締まる  思い出の聴診器です。

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